災難続きの父の心霊写真

怖い話・衝撃体験寄稿,短編


父が40代の頃、車の事故に仕事中の事故に病気にと災難が続きました。

ある日父が以前に釣りに行ったときの写真を家族みんなで見ていて、岩場におかしな白いモヤモヤが写っていたんです。

何となく人の顔のように見えると父が言い、災難続きだった父はその写真を持ってお祓いをしてもらいに行きました。

祈祷師に写真を見せると、自殺した人の霊らしく、父がその霊を持ち帰っているといわれたそうです。

父はゾッとして、ここのところ続いているいろいろなトラブルについて話したところ、写真をきちんと供養しなければいけないとのこと。

祈祷してもらい写真供養も終えて、それから父の生活はだんだんと落ち着いてきました。

心霊写真なんて信じていませんでしたが、父の釣りの写真は本当に怖かったです。