企業型確定拠出年金(401K)が転職先にない場合はどうするか

2020年10月10日お金の話,資産運用401k,iDeCo,企業型確定拠出年金,個人型確定拠出年金

7月から新しい企業に転職することとなりました。

現職では企業型確定拠出年金(401K)に加入していますが、転職先の企業ではこの制度はありません。

401kは企業型の精度なのでどうなるのか調べてみたところ、個人型確定拠出年金(iDeCo)というものがあるそうです。

個人型確定拠出年金(iDeCo)とは

企業型確定拠出年金との違いは、企業がお金を拠出するのではなく個人で拠出する点にあります。

基本的に企業型を利用している場合は個人型には入ることができません。

しかし、会社が認めた場合や、転職や退職を機に個人型に移行することができます。

iDecoでは企業型と異なり、自分で証券会社を選ぶことができます。

iDeCoはどこの証券会社がいいのか

証券会社によって手数料は大きく異なってきます。また長期投資であるため、少しの手数料の違いで

運用に大きな影響を与えるといっても過言ではありません。証券会社選びが重要になってきます。

調べてみた結果、楽天証券やSBI証券と言ったところがかなり手数料が安いようですね。

401kからiDeCoに移管するときの費用

【楽天証券の場合】

企業型から個人型への移管に必要な初期費用は2829円で、支払先は国民年金基金連合会です。

毎月の手数料が以下の通りかかります。

加入者の場合(拠出している場合)

支払先手数料
国民年金基金連合会105円/月
楽天証券(運営管理手数料)0円
信託銀行66円/月
合計171円/月

なおSBI証券も同様に171円/月となっています。

どちらも大手で安心感がありますね。

401kからiDeCoへの移管方法

企業型から個人型への移管は、それぞれ以下のサイトで書類申し込みができます。

楽天証券:お申込みトップページ | 個人型確定拠出年金:iDeCo(イデコ) | 楽天証券

SBI証券:iDeCo(個人型確定拠出年金)|SBI証券

移管までの期間について

自分はSBI証券の企業型年金から楽天証券のiDeCoへ移管しました。

まず楽天証券へ申込書類の請求をします。

これが1週間くらいで届きます。

書類を記載したらポスト投函し、審査を待ちます。

そして、申込審査書類が楽天証券へ届くと、受領通知メールが届きます。

そこからは国民年金基金連合会の審査があり、これが1~2か月かかるようです。

自分の場合は受領通知が8/19にきて、移管手続き完了メールが9月末に来たので約1.5カ月でした。

移管完了するとJIS&T社から口座開設のお知らせが届くので、そこに記載のある

加入者口座番号とインターネットパスワードを使用して新講座にログインします。

ログインができるようになるまでは口座開設書類が届いてからさらに1週間くらいかかります。

移管後に残高が0円!?

口座を移管するときに一度現金に換金され、移管後に再度投資商品を選ぶ形となりますが、

移管手続きがやっと完了となりいざ新口座にログインしたところ、掛け金残高が0となっていました。

何かの手違いで口座に残高が移管されていないのでは…と心配になりましたが、どうやら口座の開設が終わってもすぐには残高が反映されないようです。

楽天証券の場合は移管完了してから3日くらいで残高が反映されました。