Wi-Fiしか接続できないパソコンで有線LANを使用する方法 【有線LANアダプタレビュー」

2021年6月20日ガジェット,ゲーム機

ノートパソコンでLANアダプターがなかったり、デスクトップだけど低速なLANにしか対応していないパソコンなどを1Gbpsの高速LAN対応にしてしまうアダプター「LUA4-U3-AGTE」のレビューです。

スペック

USB規格USB 3.0/2.0/1.1
LAN1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-T
転送速度1000/100/10 Mbps
対応機種Windows、Mac、Nintendo Switch
対応OSWindows 10/8.1/7 macOS 10.10 ~ 10.14

主要OSに加えて任天堂Switchにも対応しています。

Switchでも別記事で確認しています。

外観・付属品

変換アダプタと取扱説明書が入っていました。

比較環境

Wi-Fiと有線で速度を比較していこうと思います。

比較に使用するPCのスペックです。

型番LG gram 15Z980-GA55J
OSWindows10 64bit
USBUSB 3.0接続
Wi-Fi802.11 a/b/g/n/ac

Wi-Fiルーターは高速無線規格対応のRT-AC87Uを使用します。

ネット回線は楽天ブロードバンドの1Gbpsです。

LG ノートパソコン gram 1095g/Core-i5/15.6インチ/Windows 10/8GB メモリ/256GB SSD/USB Type-C搭載/ホワイト/15Z980-GA55J
LG
ASUSTek 11a/b/g/n/ac対応 1734+600Mbps高速無線ルーター Aiprotection powered by Trendmicro RT-AC87U
ASUSTek

比較

Wi-Fi速度測定

Wi-Fiの速度から測っていきます。

通信速度の計測に使用するのはfast.com

3回測った平均を比較することにします。

Wi-Fiの計測結果です。

1回目2回目3回目平均
ダウンロード380 Mbps350 Mbps400 Mbps376 Mbps
アップロード450 Mbps420 Mbps460 Mbps443 Mbps

Wi-Fiは論理最大値の半分以下になりました。アダプタ使用ではどうなるか見ていきます。

変換アダプタの速度測定前確認

LANケーブルをアダプタに接続し、パソコンのUSB3.0ポートに接続します。

高速通信に対応していればアダプタのUSB 3.0、1000Mが点灯します。

両方が点灯している場合のみ、最大速度での高速通信ができます。

変換アダプタの速度測定

LAN⇔USB変換アダプタの速度測定をします。

結果は以下の通り

1回目2回目3回目平均
ダウンロード560 Mbps550 Mbps550 Mbps553 Mbps
アップロード340 Mbps370 Mbps400 Mbps370 Mbps

Wi-Fiと比べてダウンロードは376 Mbps→553 Mbps(+47%)となりました。

アップロードは443 Mbps→370 Mbpsとなりました。(-17%)になりました。

ダウンロードの速度が大幅に上がっているため、YouTubeでの4K8K動画の再生や、ゲームのダウンロードなどで速度の改善が期待できますね。

反対にアップロードは17%減ですが、これは通常動画投稿等の大容量ファイルのアップロードする場合に影響します。

大きなデータを送信しない場合はWi-Fiでも有線でも気にしなくていいでしょう。