Wi-Fiしか接続できないパソコンで有線LANを使用する方法 【有線LANアダプタレビュー」
ノートパソコンでLANアダプターがなかったり、デスクトップだけど低速なLANにしか対応していないパソコンなどを1Gbpsの高速LAN対応にしてしまうアダプター「LUA4-U3-AGTE」のレビューです。
スペック
USB規格 | USB 3.0/2.0/1.1 |
LAN | 1000BASE-T、100BASE-TX、10BASE-T |
転送速度 | 1000/100/10 Mbps |
対応機種 | Windows、Mac、Nintendo Switch |
対応OS | Windows 10/8.1/7 macOS 10.10 ~ 10.14 |
主要OSに加えて任天堂Switchにも対応しています。
Switchでも別記事で確認しています。
外観・付属品
変換アダプタと取扱説明書が入っていました。
比較環境
Wi-Fiと有線で速度を比較していこうと思います。
比較に使用するPCのスペックです。
型番 | LG gram 15Z980-GA55J |
OS | Windows10 64bit |
USB | USB 3.0接続 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac |
Wi-Fiルーターは高速無線規格対応のRT-AC87Uを使用します。
ネット回線は楽天ブロードバンドの1Gbpsです。
比較
Wi-Fi速度測定
Wi-Fiの速度から測っていきます。
通信速度の計測に使用するのはfast.com
3回測った平均を比較することにします。
Wi-Fiの計測結果です。
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
ダウンロード | 380 Mbps | 350 Mbps | 400 Mbps | 376 Mbps |
アップロード | 450 Mbps | 420 Mbps | 460 Mbps | 443 Mbps |
Wi-Fiは論理最大値の半分以下になりました。アダプタ使用ではどうなるか見ていきます。
変換アダプタの速度測定前確認
LANケーブルをアダプタに接続し、パソコンのUSB3.0ポートに接続します。
高速通信に対応していればアダプタのUSB 3.0、1000Mが点灯します。
両方が点灯している場合のみ、最大速度での高速通信ができます。
変換アダプタの速度測定
LAN⇔USB変換アダプタの速度測定をします。
結果は以下の通り
1回目 | 2回目 | 3回目 | 平均 | |
ダウンロード | 560 Mbps | 550 Mbps | 550 Mbps | 553 Mbps |
アップロード | 340 Mbps | 370 Mbps | 400 Mbps | 370 Mbps |
Wi-Fiと比べてダウンロードは376 Mbps→553 Mbps(+47%)となりました。
アップロードは443 Mbps→370 Mbpsとなりました。(-17%)になりました。
ダウンロードの速度が大幅に上がっているため、YouTubeでの4K8K動画の再生や、ゲームのダウンロードなどで速度の改善が期待できますね。
反対にアップロードは17%減ですが、これは通常動画投稿等の大容量ファイルのアップロードする場合に影響します。
大きなデータを送信しない場合はWi-Fiでも有線でも気にしなくていいでしょう。
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