粗末に扱ってはいけません

怖い話・衝撃体験寄稿


私の友人は、夜中に帰宅する途中、車につけていた交通安全のお守りを車から投げ捨てました。

丁度、会社で嫌なことがあったらしく、ムシャクシャしていたのが原因だった様です。

お守りが気に入らなかったとか、お守りを捨てたかったということではなく、たまたま手に取ったのがお守りだったということで、翌朝になって後悔したと言っていました。

ところが、話はそれで終わりません。

そのお守りを捨ててから1週間が経過した頃、友人は事故に遭いかけました。

対向車はおらず、路面が濡れていたためスリップしたとのことですが、もう少しブレーキが遅かったり、ハンドル操作を誤っていたりしたら、道路をはみ出して崖からの墜落や、電柱にぶつかって大怪我をしていた可能性もあったのです。

そして、その現場こそ、友人が交通安全のお守りを捨てた場所でした。

その後、新しいお守りを買い、車につけたとのことですが、何とも怖い話です。

お守りを粗末に扱ってはいけないと、友人の体験からシミジミ思いました。