祖父が亡くなった時の話


私が小学生の頃の話です。

夜、家族でテレビを見ている時に、風も無いのに突然リビングの窓がガタガタと音を立てたんです。

すぐに家族が窓を開けて確認しましたが、特に変わった様子はありませんでした。

リビングは2階にあって、外を通りかかった誰かが通りがかりに窓をいたずらすることは考えられません。

しかし、いかにも誰かが窓を叩くような音だったので、「なんか気持ち悪いね」と言いながらその日は就寝しました。


翌朝早く病気療養中の祖父が息を引き取ったという電話で起こされて、すぐに思い浮かんだのは昨日の夜のことです。

「あれはおじいちゃんだったんだなぁ」と。

窓から音がした時はあまり怖いと思わなかったのですが、そういうことだったのかと思うとちょっと怖いです。