知らない人が車に

怖い話・衝撃体験寄稿,短編


とある栄えた地域に遊びに行く事になり、軽自動車で友人とドライブがてら夜中に走っていました。

栄えている地域なだけあって夜中でも人はそれなりにいたのですが、不思議な事に大通りの中央分離帯にお婆さんが立っていました。

信号待ちをしている時に気付いたのですが、どんどんお婆さんはこっちに向かって歩いてきているのです。

怖くなったのですが信号が変わらないと進めない、逃げ道がありません。

恐怖を感じている間にお婆さんが車の横まで来たので、急いでドアロックをしました。

お婆さんは何かを喋っているのか口を動かしながらドアを開けようとしていました。

そうしている内に信号が変わり怪我しないようにゆっくりと発進しましたが、最後には車を叩かれました。

一体ドアロックをしていなかったらどうなっていたのか怖いです。