窓から覗く子ども

怖い話・衝撃体験寄稿,短編

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この怖い話は私が19歳頃の話です。

当時関西のある場所に住んでいて、借りていた古い木造アパートで起きたことです。

アルバイトを終えて部屋に帰って来たのが22時を回った頃だと思います。

疲れていたので直ぐに寝てしまったのですが、なぜか夜中にもかかわらず部屋の外を、人が走るような気配がして眼が覚めました。

私の部屋は1階で部屋の窓ぎわにいつも寝ていて、窓の外はアパートの裏庭のような状態でした。

驚いて聞き耳を立てていると子どもの声が聞こえてきて、アパートの裏庭を子どもが何か喋りながら何人かで走っている感じです。

突然の事で訳が分からないまま、窓に気配を感じ窓を見て体が固まりました。

窓には少なくても3人の子どもが、ガラスにへばりつくような感じで、私を窓の外から覗いていたのです。

あの時間にあの子どもは一体何だったのでしょうか。

その後気を失ったのか寝てしまったのかは覚えていません。