クレジットカードの使い方を知って得しよう【おすすめ】

2020年4月19日お金の話クレジットカード,コラム,デビットカード,寄稿

実店舗やネットショップで買い物をしたときに、便利な支払方法の一つとしてクレジットカードあります。

カード1枚あればショッピングの際に小銭などを出す必要のないので支払いがとても楽になります。

本記事ではクレジットカードの仕組みや利用方法を解説します。さらにおすすめのクレジットカード2選も含めて紹介します。

クレジットカードの仕組み

クレジットカードの基本的な仕組みは、実店舗やネットショップで買い物をした際に、購入した商品の支払いをカード会社が前払いする仕組みになっています。

つまり購入者は買った商品の分の金額を、カード会社から借りていることになるのです。

そしてどこのカード会社でも、1か月分のカード利用料を翌月に支払う仕組みになっています。

支払い方法は一括払いが基本ですが、支払いが厳しい場合などは分割払いも利用できます。

分割払いならば1か月分の支払いを、数か月から十数か月にわたって分割して支払うことが出来るので支払いが厳しい場合に便利です。

それ以外にもリボルビング払いという方法もあります。

リボルビング払いは分割払いと似ているところもありますが、いくら利用しても毎月決まった一定額を支払うだけでいいので出費を抑えられ、家計簿の計算も楽になります。

その一方で使い過ぎてしまうというデメリットもあるので注意が必要です。

クレジットカードの使い方

クレジットカードは実店舗とネットショップで使用方法が異なります。

まずカードにはVISAやJCB、America Expressなど様々な銘柄があり店舗によって対応する銘柄が異なるので事前に確認しておきましょう。

殆どの場合はレジの近くに表示があります。

実店舗で使用する場合

まず実店舗の場合ですがレジで支払うときに「VISAで」「クレジットカードで」と言えば伝わります。

ここで決済回数を聞かれる場合がありますがクレジットカードであれば各カードの対応した支払回数を言うか、「一括」または「リボルビング」と答えます。

特に何も伝えなかった・きかれなかった場合は「一括」扱いになります。

大抵コンビニではきかれません。

そしてデビットカードの場合は銀行口座引き落としなので「一括」以外は使用できません。

伝え終わったらつり銭トレイにカードを置くか直接渡します。

店舗によっては自分で読み取り機に挿入するよう言われるところもあります。

コンビニ等の混みやすい場所や買い物が小額であればこの時点で決済できるのですが、高額になったりコンビニ以外の場合はカードの暗証番号か直筆の署名またはその両方を求められます。

それが終わると決済の完了です。

ネットショップで使用する場合

次にAmazonなどのネットショップでの使用方法ですが、サイトによって作りは違いますが共通点としてフォームにカードの番号、有効期限、セキュリティコードとカード名義(英字)を入力し購入ボタン等を押せばそれで決済完了です。

セキュリティコードとはカードの裏に書いてある3桁の数字のことです。

American Expressではカード番号の横の小さい4桁の数字です。

会社ごとに呼び方が違い、確認コードやCVCとも呼ばれます。

ここで必要な情報は全てカードに記載のある情報だけで、暗証番号や直筆の署名などは必要ありません。

クレジットカードの作り方

カードの作り方はインターネットからでも可能です。

まずは作りたいカードのページを検索してフォームに住所や年齢、職業や年収に加えて利用希望限度額などを記入して審査を待ちます。

ただし本人の属性、つまり年収等によってカードの利用限度額が決められることが多いです。

というのも総量規制と言って貸金業法という法律によって年収の3分の1以上は借りられないように制限されているからです。

「ショッピング枠」と「キャッシング枠」

直接カードで買い物できる「ショッピング枠」の他にも現金を借りることが出来る「キャッシング枠」があります。

しかしキャッシング枠はなるべく利用しないほうが、審査の通過率を上げることに繋がります。

デビットカードとの違い

クレジットカードとよく似ているカードで、デビットカードという物があります。

この違いは支払い方法にあります。

クレジットカードは毎月1か月分の支払いを纏めてカード会社が引き落とすのに対して、デビットカードはその都度口座から引き落とされます。

ですので登録した銀行口座の残高が不足している場合は、デビットカードが利用できないというデメリットがあります。

これは同時にメリットでもあり、口座に入金されている以上の金額を使うことが出来ない為、ショッピングでの使いすぎを防止できます。

クレジットカードを利用するメリットとデメリット

クレジットカードを持つことのメリットはいくつかあります。

まず欲しい商品のお金を貯めることなく、購入できるという事です。

他にもカードを利用するたびに、ポイントが貯まるものもあります。

それ以外にもカード会社によっては、いろいろな特典が付いてくるカードもあります。

しかしデメリットもあります。

まず便利であるために使い過ぎてしまうという点です。

カードで買い物をしていると感覚が麻痺して、翌月の支払いの金額を見て驚いてしまう人もいます。

ですので利用する際には何を購入し、どのくらいの金額を利用したのかをきちんと把握していなければなりません。

他にもキャッシング枠を利用する場合にも注意が必要です。

突然の出費などで現金に困った時に便利なキャッシングですが、これもショッピング枠同様に、利用しすぎには気を付けるべきです。

もしもキャッシング枠を使いすぎてしまう心配があるならば、カードを作る際にキャッシング枠を設けないほうが良いでしょう。

もしくはキャッシング枠を10万円までに設定するなど、限度を出来るだけ下げて申し込むことが大切です。

そしてカードを作る際に大切な事として、ショッピング枠やキャッシング枠の金額を決める際には、共に自分の年収や支払い能力を考慮して決めるようにすることです。

何故ならば自分の身の丈を超えるような借金をすると払えなくなるリスクがあるからです。

おすすめの便利なクレジットカード2選

ここからはカード初心者でも、安心して作れるおすすめのカードを2つ紹介します。

両方とも審査も比較的通りやすく、使いやすい便利なカードです。

1つ目は「楽天カード」です。

楽天カードはテレビのCMでも有名なカードなので、知名度はかなり高いです。

このカードは入会金、年会費とカード発行が無料で出来ることが魅力です。

特にECサイトの「楽天市場」を利用する際には、このカードで買い物をするたびに、楽天スーパーポイントが貯まります。

その他にも特典がもらえるキャンペーンなども毎週のように行われています。

2つ目は「Amazonマスターカードクラシック」です。

このカードは、ECサイトのAmazonを利用する際にはお得なカードです。

Amazonで商品を購入するたびに、Amazonポイントが貯まるからです。

ただし初年度は年会費が無料ですが、翌年度からは年会費が1,350円掛かります。

しかし年1回以上のカード利用で、翌年度以降も年会費が無料になるのが魅力です。

楽天カードもAmazonマスターカードもインターネットから申し込みが出来ます。

両方ともとても便利で使いやすいカードですが、くれぐれも使いすぎには注意するようにしましょう。