不審者には気をつけて

怖い話・衝撃体験寄稿,短編


私が小学生だった頃、近所で不審者が現れたという噂が広がりました。

その時は、毎日友達と一緒に帰って、家に荷物を置いたらまた一緒に遊ぶと言う流れが出来上がっていました。

不審者に気をつけなさいと言われていても、あまり気に留めていなかった記憶があります。

その日もいつものように友達と公園で遊んでいると、私たちをじっと見つめてくる男の人がいることに気が付きました。

その人は自転車に乗りながら露出してくる不審者でした。

まだ小学生だったので、何のことか分かりませんでしたが、次の日に学校に行くと先生が不審者の目撃情報について聞いて来たので、これが不審者だったのかとあとで分かりました。

きちんと学校や家で対策をとっておかないと、もっと危ないことが起こりそうだと思い、今思い返してもゾッとする思い出です。