彼は留学生ではありませんでした

怖い話・衝撃体験寄稿,短編


コンビニで働いていたときの怖い話です。

アルバイトの男子留学生が無断欠勤をして、それ以降全く連絡が取れなくなりました。

オーナーが残りの給料を振り込もうとしたら銀行口座が解約されていたので、一度自宅を訪れてみたそうです。

そこには別人が住んでおり、留学生については何も知らないということでした。

留学生が通っていた専門学校へ連絡してみると、生徒としての記録はないと言われたそうです。

念の為警察にも相談したそうですが、それから留学生に関する情報は全く入ってきません。

日本語も少し話せていつも真面目に働いていたので、突然いなくなってしまいお店の皆もショックでした。

留学生ではないとすると、彼は何を目的に日本へ来たのか未だに気になっています。