Icecast2をCentOS8にインストールする
Icecast2のソースをダウンロードし、condigure実行したところ、「XSLT configuration could not be found」のエラーが出て継続できなかった。
色々試してインストールできたのでメモとして残しておきます。
環境
OS | CentOS 8 |
Icecastバージョン | 2.4.4 |
必要ライブラリのコンパイル&インストール
rootユーザで下記実行。
libxslt-develのインストール
yum install libxslt-devel
liboggのインストール
# ソースダウンロード
wget https://downloads.xiph.org/releases/ogg/libogg-1.3.4.tar.gz
# 解凍
tar xfz libogg-1.3.4.tar.gz
# 解凍したフォルダへ移動
cd libogg-1.3.4/
# コンパイル&インストール
./configure
make install
libvorbisのインストール
# ソースダウンロード
wget https://downloads.xiph.org/releases/vorbis/libvorbis-1.3.7.tar.gz
# 解凍
tar xfz libvorbis-1.3.7.tar.gz
# 解凍したフォルダへ移動
cd libvorbis-1.3.7/
# コンパイル&インストール
./configure
make install
Icecastのインストール
# ソースダウンロード
wget http://downloads.xiph.org/releases/icecast/icecast-2.4.4.tar.gz
# 解凍
tar xfz icecast-2.4.4.tar.gz
# 解凍したフォルダへ移動
cd icecast-2.4.4
# コンパイル&インストール
./configure
make install
設定ファイルの編集:icecast.xml
解凍したフォルダ「icecast-2.4.4」へ移動し、icecast.xml.distを編集します。
「bind-address」タグのコメントを解除し、サーバーのアドレスに書き換えます。
ここでは「0.0.0.0」として家庭内LANからアクセスできるようにしました。
ログフォルダの作成
ログディレクトリはicecast.xmlの「logdir」タグで設定します。
ログファイルを保存するためのディレクトリを作成します。
フォルダはroot以外のicecast実行予定のユーザにしてください。
mkdir -p /usr/local/var/log/icecast
chown user:user /usr/local/var/log/icecast/
Icecast起動
解凍したフォルダへ移動し、root以外のユーザで以下コマンドを実行
icecast -c conf/icecast.xml.dist
http://[設定したアドレス]:8000/にアクセス出来たら起動成功です。
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