変なマークには要注意

怖い話・衝撃体験寄稿,短編


数年前のことです。

仕事の都合で大阪から関東に引っ越しをしたことがありました。

急な引っ越しということもあり、空いている部屋が1階の1室だけでしたが、家賃も安かったのでその部屋を借りることに決めました。

住み始めてしばらくするとインターホンの下に変なマークが書かれていることに気が付きました。

一度消してもしばらくすると再び書かれるのです。

気持ちの悪さを感じつつも、仕事が落ち着くまではと考えて住み続けました。

そして4か月ほどしたある日、事件は起きました。

その日は休みの予定だったのですが、前日に会社に頼まれて急遽出勤になったのです。

仕事を終え、部屋に帰るとカギが開いていました。

疑問に思いながら部屋に入るとゴミ箱が倒され、衣類も散乱していたのです。

すぐに警察を呼んで調べてもらうと、私の部屋に入ったのは「色情盗」と呼ばれる下着目当ての空き巣だったそうです。

マークもいつごろ在宅しているのかどうかの暗号だろうと。

事件のあとすぐに引っ越しをしましたが、仕事に出ていなかったらと考えると今でもドキドキします。