新元号「令和」で明るい未来へ!

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新元号は、iPS細胞の山中伸弥教授も参加した有識者の懇談会での提案を元に、政府が審議して閣議決定されました。

新元号「令和」は、日本最古の歌集・万葉集の「梅の花の歌」32首の序文から出典。

今までの元号は、中国の古典「四書五経」などからの出典でしたが、日本の古典と、「令」が元号に採用されるのは初めてでした。万葉集からの出典理由として、天皇から農民まで幅広い階層の人々が詠む歌が収められることから、個人が夢を託せる時代にしたいという思いも込められています。

また、安倍総理大臣は「令和」の時代を担う若い世代には、SNSなどのような新しい文化を今後もどんどん作り上げてほしいと言及しています。

今回の新元号の発表を機に、ネット上ではニュースで話題沸騰、アメリカのメディアでも次々報道されています。

当日のテレビ番組も「令和」の話題で持ちきりです。

また「令和」発表から、2時間でツイートも450万件投稿。

発表された11時41分には最多の約15万ツイートを記録しています。

「万葉集」のツイートも約11万件を記録し、今まで数多くの元号の出典元になる書籍を所蔵する史跡足利学校では、約1万7000冊の古書の中に今回の出典元になった江戸時代発行の「万葉集」が蔵書されているのを確認しています。

発表からすでに「令和」にちなんだグッズも販売され、日本コカ・コーラでは新元号発表からわずか5分で新元号ボトルを完成。当日の13時過ぎから、新橋駅前で「コカ・コーラ」のサンプリングイベントを開催しています。

他にも家電量販店などでは、平成最後のセールや福袋などの催しが行われるなど、改元商戦の盛り上がりを見せ始めています。

お祝いムードから婚姻件数の増加も予想されるようです。