初心者必見!資産運用のはじめかた(株式投資)

2019年7月4日

*鋭意加筆中。記事を増やしていきます。宜しくお願いします。

昨今の金融事情

人生100年時代突入と老後2000万円問題

近年、日本社会は超少子高齢社会に突入したと言われています。人生100年時代を迎えるにあたり、金融庁の報告書「95歳まで生きるには年金の他に、老後の貯蓄2000万円〜3000万円が必要だ」が物議を醸し出し、世間を不安にさせた問題は、記憶に新しいですよね。

政府が資産運用や副業を推進

退職後65歳を超えても働ける人は働いた方が良いという話や、若いうちから貯金や資産形成、資産運用などの自助努力を求めるなどといった話を聞いた時、これからの日本社会はどうなってしまうんだ、お先真っ暗じゃないかと私は思いました。それに、終身雇用は難しいって、経団連のトップが仰ってましたし、政府も副業や兼業を推進していますよね。

記事:退職後に再就職しても年金はもらえるのか

記事:終身雇用の終焉 副業兼業の推進

マイナス金利とタンス預金 アポ電も関係?

思い返せば数年前、「マイナス金利」「タンス預金」という言葉がマスコミに取り上げられましたよね。銀行に預けてても、利子がつくどころかお金が減っていく。だったら、銀行に預けてないで金庫に保管しようということで、金庫の需要が増えたのです。特に、資産を多く持っている年配の方にその傾向は強いです。

記事:マイナス金利、タンス預金の弊害とは(消費が落ち込めば、日本の経済は減速する)

もしかしたら、最近物騒な事件である、高齢者を狙った「アポ電」も、高齢者が家に現金を大量に保管するようになったこのご時世だから、多発するようになったのではないか。これは著者自身の推測ですが、相関はありそうだと思うんです。

記事:高齢者を狙った卑劣な犯行「アポ電」。その手口とは。

老後に不安を抱える人が多い

こんな時代だからでしょうか。老後を安心して生きるためにどうしたらいいか考える人が増えてきました。毎月の貯金額はどうしたらいいのかなど、それぞれのライフプランに合わせた最適なお金の使い方を教えてくれるFP(ファイナンシャルプランナー)のセミナーや、証券会社の投資セミナーの参加者は、これまで40代以降の方が多かったのに、今や20代後半から30代の方も見受けられるようになったそうです。

記事:FP 投資セミナー 老後問題で特需か

では、ここから本記事の本題である、資産形成、資産運用について考えていきましょう。

若いときから資産形成、資産運用を考えることのメリット

投資をする意味を考えよう

当初抱いていた私の投資に対するイメージ

資産運用や資産形成と言うと聞こえはいいかも知れませんが、「投資」「株」「FX」「仮想通貨」と聞くと、怖いイメージがありませんか? 私もそうでした。

大損で借金を抱えて地獄に陥り自殺に追い込まれるんじゃ。とか、自分の資産が減ったらどうしよう。とか、株で成功するのは数%だけで、すぐ退場だ。とか。または、親からやめた方がいいと言われてしまうと、手を出せなくなるどころか、出そうと思わなくなりますよね。私はそんな話を聞かされて育ちましたから、最初から「投資」に対して、悪いイメージを抱いていました。

先人が残した知恵 〜昔話(炭焼き長者)より

しかし、社会の勉強を色々していくうちに、ふと思ったんです。きっかけは、「マイナス金利」「タンス預金」。銀行に預けててもお金が増えないからタンスの金庫にしまっておく。これで本当にいいのだろうか。

昔話で聞いたことがあります。町一番お金持ちの長者さんは、夜中にこっそり蔵にしまってあるお金を数えるのが趣味でした。しかし、毎晩少しずつお金が減っているのに気付きます。「さては泥棒が。」と思い、深夜に蔵を見張ることにしました。深夜になると、蔵から話し声が聞こえます。長者さんが覗いてみると、大判小判たちが「あの長者さんは、自分達を数えるだけで、全く使おうともしない。世の中には、自分達を必要としてくれる人が沢山いるのに。そうだ、みんな!ここから逃げ出して、自分達を必要としてくれる人たちのところへ行こうじゃないか!」長者さんはそれを聞き青ざめて、大判小判達を捕まえようとしましたが、結局逃げられ、無一文になってしまいました・・・というお話。

参考:福娘童話集 日本の昔話 炭焼き長者

投資を始めようと思ったきっかけ

ただ、持っているだけじゃだめだ。必要としている、将来性のある成長企業にお金を預けて有効活用してもらい、資産を運用して行こう。こう思ったのが、私が株式投資による資産運用を始めたきっかけです。

勿論、華やかなお話もよく耳にすると思います。仮想通貨の与沢翼さんとか、株式投資のCISさんとか、一代で巨万の富を築いた投資家は、メディアに取り上げられ世間から注目されます。高級マンションに住んだり、素敵な方と結婚したり、庶民からは想像もできないような生活に、羨望と興味を引き立てることでしょう。(先に言っておきますが、私は彼らに憧れて資産運用を始めたのではありません。)動機は人それぞれ、彼らに憧れて始めるのも、あっておかしくはないです。

ですが、お金持ちになりたいから始めると言う人は、あまり向いていないように思います。そう言う人ほど、目先の利益ばかりを求め、会社のことをよく調べずに株価が上昇したときに買い、下がったときに売ってしまう、、正常な判断ができない人が多いと思います。(私の主観的な意見です。それで成功なさってる方も沢山いることでしょう。)

若いときから貯蓄などの資産形成をすることは大切

若いうちにお金を沢山使って、趣味に勤しむのは良いことです。なぜなら、若い時間は有限ですし、体力がありますからね。歳を重ねてからじゃ経験できないことだって、若さがあればできるでしょう。

しかし、度がすぎると、あとで後悔することになるかもしれません。人生は長いので、人によって様々なライフイベントがあります。結婚、マイホーム購入、子育て、葬儀。何が起こるかわからないこのご時世だからこそ、少しでも将来に備えて貯蓄をすることは大切なことです。

先人が残した知恵 〜昔話(アリとキリギリス)〜

こんな昔話があります。昔々、あるところに、働き者のアリと怠け者のキリギリスがいました。ある夏の日、キリギリスはアリに言いました。「アリさん、アリさん、毎日働いて大変だね〜。俺のように、自由気ままに毎日ギターでも弾いて楽しみなよ。こんな夏の暑い日に働いて、馬鹿らしいよ。」アリは言いました。「キリギリスさん、毎日遊ぶのも結構ですが、少しは食べ物でも備蓄するとかしたらどうです?」キリギリスは、「そんなのどこにでも探せばあるよ、馬鹿だな〜」と。

冬になり、雪が積もりました。キリギリスは食べ物を探しましたが、なかなか見つかりません。お腹も空いて倒れそうなとき、良い匂いがしてきました。その方向へ行くと、出てきたのはアリさんの家。キリギリスは、「アリさん、アリさん、食べ物をどうか恵んでください。」と言いました。すると、アリさんはこう答えました。「キリギリスさん、あなたは夏の暑い日に、一生懸命働いている私を馬鹿にしましたよね。冬に備えて備蓄しなかったあなたが悪いです。お帰りください。」

参考:福娘童話集 イソップ物語 アリとキリギリス

先人たちが残したメッセージは、今の世の中にも通じることがあります。遊ぶのも大事だけど、将来のことを考え、備えておくことはとても大事なことです。将来のために、少しでも貯蓄を増やすのは、老後を安心して暮らすために重要です。

資産形成や資産運用は長期的目線が必要不可欠。若いうちに投資の目を養おう。

貯金をいくらまで貯めよう、資産運用でお金を増やそうと考えるにあたり、長期的な目線で考えることは大切です。一気に貯めようと思い、毎月に貯金高を増やせば生活はその分苦しくなります。一気に増やそうと思って無茶なトレードをすれば、逆に損失が出てしまうことだってあります。

特に、株式投資は社会のニュースに左右されますので、日頃からニュースを見る習慣は必要ですし、今後成長して行く分野と未来を考える想像力も必要になってきます。チャートなどをみて、どのタイミングで買えば良いのかといった目を養うのも大事です。そういった意味でも、若いうちから資産運用に興味を持つことは、将来のために大切になってきます。

記事:株たん、SNS、新聞

資産運用(株式投資)のはじめ方

貯蓄など資産形成がある程度できたら、いよいよ資産を運用していきます。資産を運用するにあたり考えるべきは、まず自分の取り引きの手法です。ハイリスク・ハイリターンか、ローリスク・ローリターン。あなたならどっちを選ぶ?

もし、プロに資産運用を頼みたいなら、この記事がオススメです。

現物取引と信用取引

ハイリスク・ハイリターンは信用取引と呼ばれ、自身のお金の3倍の額をかけることができ、大きな利益や損失を出します。実はこれ、序盤で申し上げた、最悪の場合借金が出てしまう手法です。

例えば100万円持っていたとします。ある会社の株を信用取引で買う場合、最大300万円分買えます。つまり、もし、株価が上がれば利益は3倍になります。しかし、もし倒産してしまった場合、300万円分の株は0円になりますから、100万円−300万=−200万の借金になってしまいます。要するに、200万円借りてるわけですから、返さないといけないので200万円借金になります。そういう危険性があることを頭に入れておきましょう。

また、信用取引には、株価が減ることで利益を出すことができる手法「空売り」ができます。通常、株は最初に買って、あとで売るのが通常です。しかし、空売りは、売ることから始まります。例えば、4万円の株を空売りします。このとき、本来なら株を持っていないので売ることはできないのですが、会社から借りたことにして株を売ることができます。もしその株が売れたなら、株価が下がった時に、会社に返すために買い戻します。その値幅分が利益になります。要するに、プレステ4を持ってないのに持ってることにして4万円で売って、どこかでプレステ4を安値で買って、渡す。その差額分が儲けになるって感じです。

ローリスク・ローリターンは現物取引と呼ばれ、自分の持つ金額だけをかけることができます。従って、信用取引と比べたら利益は三分の一ほどですが、会社が倒産してしまったとしても、0円になるだけで、借金にはなりません。もし学生さんがこの記事を見ていたら、私は現物取引をオススメします。

記事:学生は現物取引がオススメ!確定申告の必要なく、親の扶養からも外れない方法

株式投資には、様々なテクニックがあります。上手にテクニックを駆使することで、確実ではないにしても、リターンを得ることができます。

記事:株式投資のテクニック、チャートの見方

証券会社の選択と口座の開設

自分の取引スタイルを決めたら、いよいよ証券口座の開設です。証券会社によって、メリット・デメリットがあります。オススメはSBI証券。理由は、通常午前9時から午後3時が株の取引時間なのに対して、PTS取引と呼ばれる、SBI証券の口座を持つ人同士で株の売買ができる仕組みがあることです。この仕組みに恩恵を受けたことが何度もありました。

記事:証券会社を選ぼう!各証券会社のメリット・デメリット

記事:PTS取引の利点

証券口座を開設する際に用意するべきは、ネット銀行のネットバンキングか、または、最寄りの金融機関でネットバンキングが可能な口座を用意する必要があります。証券口座のお金を入出金するには、ネットバンキングを利用して、最寄りの金融機関の口座かネット銀行の口座に振り込まなければなりません。

記事:ネットバンキングができる金融機関の紹介

ここまでできれば、あとはスマホの証券会社株取引アプリをインストールしログインすることで、晴れて株式投資のデビューです。

記事:SBI証券株アプリの使い方

どんな企業の株を買えばよいのか

株式投資ができる準備は整ったものの、具体的にどのような株を買えばよいのかわからない人も多いでしょう。そういう時こそ、長期的な視野を持って考えることは大切です。また、ヤフーファイナンスアプリの掲示板も、企業の情報収集に適したツールです。そして何より、分散投資リスクは極力減らしましょう

株主優待&配当を狙う:株主優待投資法(安定志向にオススメ)

まず一つとして挙げられるのは、株主優待や配当利回りを考えた投資は人気の投資スタイルです。株主優待で有名な桐谷さんは、バラエティ番組「月曜から夜ふかし」で取り上げられ、一躍有名になりましたね。桐谷さんは、年間を通して、株主優待と配当金で暮らしています。

株主優待や配当は、年に1〜2回、投資先の企業から株主に還元されるものを指します。特に有名なのは、すかいらーく。皆さんお馴染みの、ガスト系列の店舗を運営している企業です。この企業は、1年に2回、保有株数に応じて株主優待券(お食事券)がもらえます。魅力的な優待を提供している企業は、優待を改悪したり失くしたりしない限り、株式相場全体が落ち込むような場合でも、個人投資家は優待を得たいため手放したくなく、その結果、株価が大きく下がらない傾向があります。

ご家族、恋人とレジャーを楽しめる優待も、日用品を届けてくれる優待も、優待にはたくさんの種類があります。以下の記事は、オススメの優待です。ご参考までに、探してみてください。

記事:オススメ優待株紹介

SBI証券株アプリ:テーマ株分散投資法

SBI証券株アプリ→銘柄検索→テーマから選ぶ をタップすると、直近一年の騰落率の載ったテーマ株を選ぶことができます。例えば5G関連やAI関連などがあり、購入コースは5万、10万、20万、30万と選ぶ事ができます。コースごとに複数銘柄を購入できるので、分散投資に適したツールです。少額投資ができるので、資産運用のイロハを学ぶのには、もってこいのツールかも知れませんね。

投資の勉強にもなる?:会社四季報投資法

会社四季報は、企業概要や業績予想、財務状況、株主リスト、直近の会社動向などが網羅されたもので、3か月ごとに出版されます。多くの会社を知る、学ぶには良いツールで、日本の多くの投資家が読まれて、日々学習しています。

四季報には、様々な情報が詳しく載っており、理解するのは難しいかもしれません。簡単な方法としては、

1. 最高益と書かれた企業を徹底マーク

2.四季報の独自増額銘柄を徹底マーク

3.ニコニコマークの描かれた企業を徹底マーク

これをすると、絶好調な銘柄や、好業績の期待がある銘柄を発見できるかもしれません。

少し専門的な方法としては、総額を見つつ、四季報があげていた各Qの営業利益の進捗率(各Q営業利益÷通期営業利益見通し)と過去3期各Q平均の進捗率と比較するという方法 もあります。

四季報はおそらく日本で最も投資家に見られている投資情報誌であり、多くの資金が四季報発売とともに動くことになります。四季報を有効活用することで、様々な知識をインプットできるので、勉強するのにはオススメのツールです。

低位株を狙う!:低位株待ち伏せ投資法

低位株とは、会社の時価総額が低い株のことです。低位株は株価が安いため、一度に沢山の株を買うことができます。そのため、例えばニュースに取り上げられたりすると、株価が急激に上昇するため、大きなリターンを得やすくなります逆に言えば、価格が安い分、下がると大きな損失になるので注意が必要です。

低位株を狙うのに有効な投資スタイルとしては、低位株待ち伏せ投資法というものがあります。将来性があり話題になりそうな銘柄や、直近のチャートで急上昇したことがあるものを、安値で買い大きな波が来るのを待つ。1年で株価が10倍になる、通称テンバガー銘柄も、低位株からよく生まれます。

記事:オススメ低位株

有名な投資家の発言を見逃すな!:SNS投資法

世の中には、SNSを通して様々な情報を発信している有名投資家がたくさんいます。有名投資家の多くが専業投資家であり、本当に早く有益な情報を呟いてくれます。もちろん、不特定多数から見られますから、株価が上がれば飛びつき買いする通称イナゴがたくさん出て来てしまい、株価の乱高下が激しくなります。しかし中には、大きく株価が上がる初動を呟いてくれる投資家もいらっしゃいます。有益な情報を取捨選択し、会社を調べて、将来性を感じられたら買う。何も調べずに飛びつき買いは極力控える事が、自分の資産を守るために大事になってきます。

記事:有名投資家SNS一覧

就活生限定!?偶然見つけた裏技:逆求人投資法

これは、私が大学院生で就活時に思いついた手法です。これが100%通用するかどうかはわかりませんが、あながち間違っていないと思います。責任はおえません。

私は、就活で自己PRし、企業と学生をマッチングさせるものに登録していました。そう、逆求人の就活サイトです。登録後にオファーが届いた企業、実は私の経験上、好業績企業が多かったんです。いやいや、大学院生だからそりゃ当然だなんてことはありません。大学生の時も就活して結局大学院に行ったんですが、その時も逆求人の就活サイトを登録していました。登録時期は1月で、まだ就活が本格化する前でした。オファーがきた会社、その後の決算で、殆どが好決算で株価が急上昇していました。

原因として考えられるのは、好業績で人手が足りないから多くの人を採用したいので逆求人サイトでオファーを送った。業績が良くなければ、極力人は採用したくないのでオファーを贈らない。このことを暗に意味しているのかも知れません。もし時価総額の低い上場企業なら、可能性としてはもしかして、、が考えられます。

ただし、逆求人サイト、就活生限定ですので、お気をつけ下さい。

記事:オススメ逆求人 就活

最後に

私は、大学院一年生の頃に株式投資をはじめました。一生懸命バイトして貯めた100万円を有効活用したいとの思いで、一生懸命勉強しました。毎日、ストップ高(その日の値幅上限まで株価が上がること)の銘柄を調べては、どうしてストップ高になったのかの原因まで調べて、A5サイズの手帳に書き込んでいました。

当時、仮想通貨が上がっている時で、私は仮想通貨をすると親の扶養を外れてしまう危険性があったのでしませんでしたが、仮想通貨関連のテーマ性に焦点を充てていました。仮想通貨の取引所で、時価総額が低くて、なおかつ金融庁のお墨付きをもらいそうな思惑が出て、ある銘柄を購入したところ、一気に株価が5倍になり、資産も大きく増えました(現物取引です)。

当時は学生だったから、ずっと気配値(板)を見る余裕がありましたが、社会人になるとそんな余裕もなく、リスクの高い投資はしなくなりました。

人生100年時代を強く生き抜くためには、若い年代の方々は特に、資産運用に向き合っていかなければなりません。リスクを上手に管理しつつ、社会に目を向け、将来性のある企業にお金を預け、運用する。小さい頃に母親に読んでもらった昔話。そこから得た学びはとても大きかったと今にして思います。

投資は怖いものだけど、上手く味方に付け、よりよい人生を歩んでいきたいですよね。豊かな将来を、皆で目指していきましょう。